生活習慣病の理解

生活習慣病とは具体的にどんな病気か

「生活習慣病」は健康志向の高まる現代においては毎日のように耳にするキーワードです。
ですが案外実際どういった病気や症状のことを指しているかについては医療関係者以外はよく知らないということがよくあります。

基本的なところから説明をしていくと「生活習慣病」とは何か特定の症状から起る病気のことではなく一定の条件により発生することがある複数の状態のことをまとめたものです。
具体的には「高血圧」「脂質異常症」「糖尿病」「肥満」がこれにあたり、それ自体の症状によって生命に関わるのではなくそこから引き起こされる病気が深刻な場合が多いというところに共通した特徴があります。

この4つの状態のことを「死の四重奏」というふうに呼ぶ医師もいるほどで、「年なんだから仕方ないよ」と楽観視しているとある日ちょっとしたきっかけで重大な病気になってしまうかもしれません。
会社や自治体の行う健康診断では、主に35歳以上の人を対象に上記の状態になっていないかを詳しくチェックするようになっています。

これらの症状は深刻であることは確かなものの、早期に発見をすることができれば薬ではなく生活の中で自然に改善をしていくことができるので心配はいりません。

生活習慣病を放置しておくと起る主な病気

生活習慣病はそれに該当するからといってただちに入院などの措置が必要になるわけではありません。
ですがすぐに症状が出ないからといってそのまま放置をしていると、どんどん体の内部で状態は進行していってしまいある日突然に重篤な症状となってしまうこともあります。

医師や自治体が頻繁に「生活習慣病予防」をうたうのはそれが一番の理由で、重篤な症状にまで進んでしまうと最悪の場合すぐに亡くなってしまうか、助かってもその後の人生を送ることを難しくする重度の障害になったりします。

中でも最も恐ろしいのが血管部分に起こる虚血性疾患で、心臓部分で起る心筋梗塞や狭心症は突然死をも引き起こす重大な症状です。
もう一つの虚血性疾患の代表が脳梗塞で、こちらも突然死の危険が高いとともにわずか数秒で脳の一部が壊れ仮に命が助かっても手足の一部が動かなくなるといったことも頻繁に起こります。

こうした血管づまりは一つの理由だけで起るのではなく、高血圧や糖尿病により血管内部が弱くなってしまっていたり、体内の脂肪が増加して血管内に脂質が癒着していたりすることによって発症の可能性が高まります。

生活習慣を良くすることで改善可能

「生活習慣病」と聞くとどうしても「その人の生活習慣が悪いせいで引き起こされる」という悪い面ばかりが気になってしまいます。
しかし生活習慣によって引き起こされるということは逆に生活習慣を改善すれば良くすることができるということも同時に示しています。

健康診断で生活習慣病の疑いがあるとされた人は必ず医師の問診を通し今後どういった生活をしていくのがよいかという提案を受けることになります。
そうした問診で言われることは特に難しいことではなく、規則的な食事と睡眠の習慣や、飲酒・喫煙の禁止、定期的な運動というごく当たり前の健康対策です。

生活習慣病を予防していくためにはできるだけ自炊などで新鮮な野菜を多めにとるようにしつつ、夜型の生活を改め朝型にしていくということが基本になります。
食べ過ぎや飲み過ぎを避けて健康に気をつけた生活を続けていくことで、すぐに体質を改善することができるはずです。

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