過敏性腸症候群について

日本人の10~15%がかかっているとされる病気

電車に乗っている時やお店にいる時に、突然強烈な便意を覚えてしまったという経験はないでしょうか。
便意を覚えるだけでなく突然に痛烈な腹痛に襲われるということもあり、そうした時にすぐ近くにトイレがないととても困ったことになってしまいます。

そうした症状は一見前の日に食べたものの影響やダイエットなど乱れた食生活によって引き起こされるように思えますが、実はそればかりが原因ではありません。

定期的に突然の腹痛や便意があるという人の場合、その原因は「過敏性腸症候群」である可能性が高くなります。
過敏性腸症候群とは文字通り腸を含む消化器官で機能の異常が起こってしまうことによって引き起こされる病気のことです。
この症状は主に20~40代に多く見られており、割合的には女性のほうがやや罹患率が高いようです。

日本人のうち10~15%くらいの人がかかっている病気とも言われており、その原因は消化器官の異常の他、知覚過敏や心理的なものなどが挙げられます。
しかし他の疾患と違い、詳しく検査をしても特にどこかにはっきりわかる異常が見られるわけではないため、はっきりした原因を突き止めることが難しく、投薬などで完全に治すことも難しいというのが実情です。

不規則な生活習慣が原因になっているかも

過敏性腸症候群ははっきりした原因はないものの、多く発症している人に共通した特徴が見られます。
代表的なのが不規則な生活習慣をしていることが多いということで、慢性的な睡眠不足や疲労感、精神的な過剰なストレスといったことも原因となっています。

こうした生活習慣を送っている人の全てが発症するというわけでは決してないのですが、もともと消化器官の機能が弱くなっているところにこうした環境要素が加わることにより症状を進行させてしまうということは確かです。

急に出先で腹痛や便意があると外出そのものが怖くなってしまうところですが、それを防ぐためにはまずは定期的な排便の習慣を身につけるということが大事になります。
朝起きてすぐに排便ができるように食事の時間を規則的にしたり、水分を多くとるようにするといったことが地道に症状を改善していくための方法です。

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